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ラーメンコンピCD 広島編 第一章

特集

前代未聞!インディーズアーティストによる「ラーメン」をテーマにしたコンピレーションCDが発売されました!

ラジオ、新聞などのメディアでも取り上げられ知る人ぞ知る「ラーメンコンピCD 広島編 第一章」をご紹介します。
音楽にあまり詳しくない方でも楽しめる内容で、広島のアーティストをいろいろと知るきっかけになる良いCDです。

今回はこのCDについて裏話も混ぜながら少し掘り下げてご紹介しますね!

冗談交じりの会話から

「広島のアーティストってラーメンばっかり食べてますよね!」
「ラーメンが好きなアーティストがラーメン愛について歌った曲を集めたら面白いかも」
「じゃぁそれをCDにしちゃいましょう!」

こんな突拍子もないお話がきっかけで広島風しょうゆとんこつラーメンの名店「ラーメンぐっち」の店主が中心となって出来上がったのが「ラーメンコンピCD 広島編 第一章です」

第三者が聞くと「なんだそれ!?」となっちゃう話題性の高い企画であったことからリリース時はラジオで特番を組んでいただいたり、中国新聞をはじめとする各種メディアに掲載いただくなどたくさんの方に注目いただきました。

幅広い年代とジャンルが集まりました

「ラーメンが好き」というキーワードで集まったので年齢、性別、音楽のジャンルもバラバラ…
だからこそ、何度聴いても新しい発見があるアルバムに仕上がりました!
恐ろしいことに、ほとんどの曲はこのCDのために書き下ろされた新曲ということです。
参加アーティストの気合の入り方が半端ない!

つまみ食い視聴動画はこちらです↓

収録曲とひとことコメント

弾き語り、テクノポップ、ハードコアととても幅広いジャンルの楽曲が集まりました。

1.ラーメンぐっち / ラーメンが出来上がるまで
今回の首謀者であるラーメンぐっちの店主は自身も和太鼓奏者として活動しておられます。
「オープニングセレモニーっぽい曲を」と依頼をしたところ、ラーメン店店内にある大太鼓を使ってアドリブ一発録音を決めてくださいました。
ご本人曰く「もうちょっとちゃんとやればよかった」とのことですが、アグレッシブでとてもよい仕上がりになりました!

2.LEVEL ZERO MONSTER / RAMEN GIRL
普段はアニソンっぽいハードロックをやっているバンドですが今回は可愛らしさを意識して、女性における”ラーメン好きあるある”を歌にしたそうです。
ドポップでラーメンを連呼するサビは一度聴くと病みつきになる曲です。
普段はクールでハードな曲をやっているのでバンドのカラー的にライブでやることは難しいようなのですが、時々ライブでもやってくれるので生で聴きたい方は注目してみて!

3.エーレフルヒト(白) / うさぎのうた ~キャロットファンタジー
普段は暗いオルタナ調の曲をやっているバンドですが(白)がついたら子供でも楽しめる明るい電子音楽をになるバンドです。
「うさぎのラーメン屋さん」をテーマに職人のこだわりをノリノリのリズムに合わせて歌った曲です。
音源化以前にライブでは披露されており人気も高く会場の子供たちが一緒になって踊ってくれる曲になっています。
ちなみに、「うさぎ」というテーマでは7曲目秋本音楽事務所さんとかぶっていて、「職人」というテーマでは次のバッチグー山本さんとかぶっているという守備範囲の広い(?)曲でもあります。

4.バッチグー・山本 / よいもの
3ピースバンド“ザ・バルス”やラップグループ“サウンズグッドプロダクション(SGP)”でも活動されている社会人シンガーソングライターです。
寡黙でストイックなラーメン屋店主のことを、ラーメンにこだわりがない女性はどんな風に見るのかというテーマで歌詞を書いたそうです。
職人のこだわりと、それをみた第三者の「なんでそこまでやるの?」っていう感情…
一見無意味に見えるこだわりすぎの部分がいろんなもののクオリティを高めているという「神は細部に宿る」の根底かもしれません。

5.山﨑順 / ラーメン屋のうた(ぐっちver)
今年はCDもリリースした実力派シンガーソングライターです。
この曲はラーメンコンピが中国新聞に掲載されたときに担当者が気に入ってくださり歌詞が引用されていました。
実際にラーメンぐっちであったことを歌っている曲だそうで、人と人とのつながりやいろいろな形での愛を歌った曲だと思っています。
大切な人との時間を大切にしていきたいなと感じる良い曲です。

6.なぞのねこさん / ねもはもないうた
モデルをしたりハンドメイド作家だったりバンドもしてたりするマルチアーティストの初音源ですが今のところ全貌は謎に包まれたまま…
グランジとドリームポップがぶつかったような楽曲で歌詞を全部追っかけるとラーメンスープが出来上がるそうです。
今後具体的な活動が始まると思うのでこのCDが記念すべき一作目になるということを覚えておいてください!

7.秋本音楽事務所 / にんじんやってます
秋本音楽事務所社長のソロ曲で本拠地である安芸高田市に実在するパチンコ屋脇にある食堂「にんじん」について歌った曲だそうです。
歌詞を聞きながらGoogleマップで検索してみると確かにあるんです!「にんじん」が!
この曲実はかつてそのお店で行われた街コンの時に作られた曲だそうで少し自虐的な面もありながらもお店の雰囲気がよくわかる曲です。
この件で中国新聞の記者さんがにんじん店主にもインタビューされたそうで店主さんもCD収録をとても喜んでいるそうです。

8.久保モリソン / めんちゃん
「弾き叩き」というスタイルで歌っている広島を代表するシンガーソングライターです。
とても切ない歌声で情景を運んでくる曲で、サビで激しく鳴るギターがとてもエモーショナルに聴こえます。
この曲はかなり早い段階で提出いただいたのですが、聴いたときに素晴らしい出来に「このCDはすごいものに仕上がるぞ!」と確信することができました。
たくさんの人の耳に届いてほしい曲です。

9.ぐっちと愉快な仲間たち / 桜花(ラーメンver)
オープニングを飾ったラーメンぐっち店主ですが、こちらは和太鼓にロックドラム、アコーディオン、バイオリンなどを加えてより聴きやすい構成で演奏するユニットです。
和フェスに出演した時のライブ音源をそのまま採用しています。
演奏の評判もよく次回ライブを期待されていますが今のところ一夜限りのユニットになってしまっているので貴重な音源です。

10.At the 東横IN / 飲食店の店長2万字インタビュー
広島のいろいろなインディーズバンドのスタープレーヤーで結成されたスペシャルなバンドです。
シュールで予測不能な楽曲を展開する彼らの48曲入りミニアルバム(!?)に収録されていた曲で、主催者のいたずら心でこの楽曲での参加をお願いしました。
視聴動画で楽曲の80%以上が流れるというとても短い曲(?)です。

11.HANA SOUNDS / ラーメンと猫
フリージャンルで演奏する3ピースバンドで今回は候補曲3曲のうち1曲をハードコア風にアレンジしたそうです。
ハードコアといっても音は比較的聴きやすく転調もあったりで音楽性の幅の広さがチラつきます。
歌詞を聞き取るのは大変困難かと思われますので雰囲気と勢いを楽しむ曲です。

12.ミカカ / 〆
トリを務めてくださるミカカさんは広島のいろんなアーティストにも慕われている広島音楽シーンのキーマンの一人で、生きているうちにトリビュートアルバムがリリースされたのも大きな話題となりました。
曲のタイトルも「〆」とコンピの最後にふさわしい曲です。
自身がラーメン屋で録音した環境音をバックにおなじみのメロディーで「ラーメンが食べたいだけ」と歌い上げてて聴き終わるころには心地よい余韻が残ってくるなんだか暖かい曲です。

ネットでも購入できます

見聞きしていただいた通り、いろいろなアーティストがいろいろな方法でラーメン愛を表現しているこのCD、今後第二弾、第三弾と続けて他県展開などもできたらよいなと思っています。
その第一歩である広島編第一章、ぜひたくさんの方に聴いていただければと思います。


特設サイト:http://ramen-gucci.com/cd/